食事だけではダメ!トクホで健康維持

健康増進法

健康増進法は厚生労働省が管轄している法律です。健康増進法の中で特定保健用食品が規定されています。特定の保険の目的が期待できる食品のことを特定保健用食品と言います。特定保健用食品許可マークが付けられます。これは医学的な根拠が厚生労働省によって認められた場合に表示できるものです。

 

申請した内容にしたがって、商品に表示できる文章も決められています。誤解を招くような表現にならないように規定されているのです。自分の体調を整えようと考えている人はその商品を摂ることを考えてもよいでしょう。

 

健康に関する行政は今まで病気になった人の費用をどのように賄っていくかということに重点が置かれていたと考えられます。しかし、近年では病気になる前に保健的な指導をすることで病気にまで至らないことが医療費を抑えることになるという視点に移ってきたようです。生活習慣病にならないように保健指導をするのはそのためです。

 

保健指導がどの程度の効果を上げるかは、個人の心がけによるところが大きいと言えます。ですから特定保健用食品も個人で進んで摂取するための指針と言えます。どのようなものを食べれば健康を維持できるのかが、素人にはわかりません。的確で信頼できる表示がなければならないのです。

 

トクホマークは医学的な根拠が証明されていますから、効くかどうかわからないような健康食品と違います。トクホマークを信頼して、自分の健康状態に適した食品を試してみましょう。誰でも病気にはなりたくないものです。健康で長生きするためには、食べ物が重要であることは常識なのではないでしょうか。これからの時代は自分で健康を維持していかなければなりません。